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2010-08-16 06:00 | カテゴリ:法学(憲法)
行政書士のテキストを見ている際に、
憲法部分で出てきた言葉の『合理性の基準』と言う言葉。
この言葉は大学の春学期試験でも出てきたのですが、
どういったものかよく忘れてしまうので、
ここに書いておこうと思います。

●合理性の基準
合理性の基準とは裁判所が法令の違憲審査をする際の審査基準のひとつで、
広義では当該法令の立法趣旨や、規制手段が合理的であれば、
その法令を合憲であるとするものである。
これは厳格な審査基準との対比で考えた場合、
緩やかな審査基準と言うことが出来る。
狭義では、厳格な合理性の基準(*1)とも区別され、
単なる最小限度の合理性の基準をさす。
この場合は立法府の法令を一応合理的と判断した事で、
合憲たるとしている。
この極めて緩やかな基準は積極目的における、
経済的自由の規制などのつまり、
『二重の基準論』における経済規制原則などの場合に用いられる。
通常この基準により、違憲と判断される事はあまりない。


*1厳格な合理性の基準(中間的審査基準)
消極目的規制において
規制の必要性や合理性、
その規制の目的を達成するために、
より緩やかな規制がないかによって、
違憲性を判断する基準の事である。
つまり、Aというものを規制するために、
Bという手段とCと言う手段があり、
Bのほうが厳しい手段であり、
Cのほうが易しい手段であったとする。
この時、Bを規制の手段とした場合は、
その規制は違憲とするという基準である。

【参考文献】
・金子宏・新堂幸司・平井宜雄(編)(2010)
   『法律学小辞典 第4版補訂版』有斐閣
・芳賀啓寿・佐藤史子(編)(2009)
   『らくらく行政書士 講義そのまんま。〈2010年版〉』週刊住宅新聞社


秘密

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